Monday, July 20, 2009

友情

「こうして七日七夜、彼と共に地に座していて、ひと言も彼に話しかける者がなかった。彼の苦しみの非常に大きいのを見たからである。」                       ヨブ記2章13節
 詩篇の作者は119篇71節に「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。」と人生の苦しみの中で、主の愛の慰めと戒めを覚えたというのです。ところで、ヨブに起こった出来事は、 ある日4人の使者達がヨブに告げて、シバびとが襲って牛ロバを奪い、剣で僕達を打ち殺し、神の火が下り、羊、僕達を焼き滅ぼし、カルデヤびとが三組に分れて襲来しらくだを奪い、剣で僕達を打ち殺し、7人の息子3人の娘達も 荒野から大風が家の四すみを撃って息子娘達の上に落ちて、皆死んでしまったというのです。これを聞いたヨブは、「上着を裂き、頭をそり、地に伏して拝し、『わたしは裸で母の胎を出た。また裸でかしこに帰ろう。主が与え、主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな』と祈り、すべてこの事においてヨブは罪を犯さず、また神に向かって愚かなことを言わなかった。」というのです。 知恵者が多いといわれるエドムのテマン人で年長のエリパズ、アブラハムとケトラの末息子シュワの家系と思われるシュヒ人ビルダデと、詳しくは知られていないようですがカナンのナーマの人ゾパルというヨブとの厚い友情をもった三人が、ヨブの災難を聞き、同情心を持ち、慰めにやってきたのです。ヨブの悲惨を目の中りにし,七日間も語りかける言葉も無く共に地に伏したというのです。昔与謝野鉄幹は「友を選ばば書を読みて、六分の侠気四分の熱」と詠いましたが、御言葉を持つ我々にどんな慰めができますか。