Monday, May 31, 2010

ルデヤの信仰告白

「 そして、この婦人もその家族も、共にバプテスマを受けたが、その時、彼女は「もし、わたしを主を信じる者とお思いでしたら、どうぞ、わたしの家にきて泊まって下さい」と懇望し、しいてわたしたちをつれて行った。」            使徒行伝16章15節
 紀元50年の初め頃、パウロとシラスとテモテは、トロアスからヨーロッパに福音を伝えるように導かれ、ピリピにやってきました。ピリピはマケドニヤの都市で、交通の要衝また軍事的拠点でもありました。木材が豊富で、肥沃な平原に囲まれ、近くに金、銀の取れる鉱山もあリました。ピリピにはユダヤ人が少なく、ピリピ教会は最初の異邦人教会となりました。
 ピリピの町へ入ってユダヤ人の集まりが見つからなかった一行は、川のほとりに集まる婦人たちの所に行き、声をかけたのだと思われます。そこにテアテラ市の紫布の商人で神を敬う(worshiped God)ルデヤがいたというのです。高級布地を商う、今でいえば女性実業家ということができるでしょう。神さまの導きで、パウロ一行と会った彼女はキリストについての教えを聞き、キリスト教信仰を告白したのでした。そして彼女の家は宣教活動の足場となっていったと思われます。神さまはユダヤ人にとどまらず、異邦人を豊かに用いて福音宣教を推し進められます。「恐れるな。語りつづけよ、黙っているな。あなたには、わたしがついている。だれもあなたを襲って危害を加えるようなことはない。この町には、わたしの民が大ぜいいる」(使徒18:910)と、パウロは、私たちが生活の全てを通して、「イエスはキリスト」と語り続けることを求めている。