Friday, April 22, 2011

静かな小さい声

「火の後に静かな細い声が聞えた。、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました。・・・ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。          列王紀上9章12~14節
 神の預言者は神さまからの言葉を人々に宣べ伝える器です。(参考:エレミヤ1:5)未来のことばかりでなく、過去も現在も神さまからお預かりした言葉を伝えるのです。神さまのお言葉をそのまま伝えるのは大変勇気のいることです。I列王18章にエレミヤが神さまの僕として、ただ一人で850人もの偽預言者と対峙した記事があります。「3年後に雨をもたらす」といわれた神さまを信じての勇敢な行為だったのです。祭壇を築き、犠牲の動物を乗せ、ただ神からの火を待ち望んだのです。
見事に火を呼び寄せ、全焼の生贄を神さまに捧げ、偽預言者を滅ぼしてしまったのです。ところが、そのすばらしい行為の後で、深い孤独感に襲われてしまったのです。どんな時にも主が共にいてくださることを確信して前進するならば何の問題もなかったでしょうが、人の目を見て、人の語る言葉を聴いて「主よ、もはや、じゅうぶんです。今わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません」(3節)と主に願うのです。絶対的な信頼を持っていたはずのエリヤでしたが、異常な状態に陥り、恐れに慄いてしまうのです。「わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。」(詩42:11)困難な時ほど強い守りを実感して上を見上げて、神に望みを置いて前進してまいりましょう。(詩121)