Sunday, August 14, 2011

送り出されるテモテ

「わたしは、まもなくテモテをあなたがたのところに送りたいと、主イエスにあって願っている。それは、あなたがたの様子を知って、わたしも力づけられたいからである。」     ピリピ2章19節
 世界伝道の範を示したパウロの伝道は鬼気迫る命がけの生活の連続でした。死を覚悟することが何度もあり、「ユダヤ人から四十に一つ足りないむちを受けたことが五度、ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。幾たびも旅をし、川の難、盗賊の難、同国民の難、異邦人の難、都会の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、 労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢えかわき、しばしば食物がなく、寒さに凍え、裸でいたこともあった。なおいろいろの事があった外に、日々わたしに迫って来る諸教会の心配ごとがある。」(IIコリント11:24-28)と記しますが、同時に「だれかが弱っているのに、わたしも弱らないでおれようか。だれかが罪を犯しているのに、わたしの心が燃えないでおれようか。」とその直後に記すのです。弱い者に寄り添う伝道者の愛を見ます。「何とかして、この人が救い主の愛を受けて、悲しみから喜びの生活をすることができるように」と祈りつつの伝道なのです。同時に、自身の補佐であり後継者、いや同労者を育て一人前に育てていくのです。テモテはパウロの第一の後継者であり、心の子供といえる忠実な奉仕者であったということができるでしょう。訓練を受けるうちに、伝道者の心を知り、自身のものとしていく時、主の使わされるお声を聞くのです。