Monday, June 11, 2012

あなたの信仰はどこに

「イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。 イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。    マルコによる福音書4章40~41節
マタイ8章(23-27)とルカ8章(22-25)に平行記事が見られる、イエスさまが荒波を鎮められた記事です。
弟子たちに「あなたの信仰はどこに働かせるのか」と問いかけられた特記すべき出来事が展開されたのです。それは、「種まきのたとえ話」というとても印象深いお話を人々にされ、そのあとで弟子たちにその譬の説き証しをされた印象深い日の夕方の出来事なのです。イエスさまは「向こう岸へ渡ろう」と弟子たちを促し、ご自分は船の艫で寝てしまわれたのです。ほどなくして激しい突風が起こり、波を船中に打ち込ませ、今にも沈みそうになり、船中は大混乱になったのです。しかし主はまだお休みのままだったので、弟子たちはイエスを起こして「私たちがおぼれ死んでもお構いにならないのですか」と詰問したのです。この時イエスは、波にむかって「静まれ」と言いつつ、弟子たちに、「あなたの信仰はどこにあるのか」と問われたのです。即ち、私たちは荒れ狂う波にばかり目が囚われ、自然の主であるイエスさまの御存在に目が向いていないのを指摘されたのです。天地の創造者であり自然界のご支配主であられる主に目が向けられていない事を見抜かれ、「あなたの信仰はどこに向けて働くのか」と問われたのです。私たちの信仰は、「わが助けは、天と地を造られた主から来る。」(詩篇121:2)