Saturday, March 22, 2014

主の晩餐

「 パンを取り、感謝してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「これは、あなたがたのために与えるわたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。 食事ののち、杯も同じ様にして言われた、「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。」 ルカ22章19-20章
 四福音書には、イエスさまが十字架に掛かられる前の晩に、弟子たちと過ぎ越しの晩餐を行なったことが記録されています。この過ぎ越しは、出エジプトの祝福を感謝してイスラエルの民が守っている年中行事で、毎年ニサンの月(ユダヤ暦の1月=今の3~4月)の14日から8日間執り行われていました。出エジプト記12章に過ぎ越しの決まりが詳しく記されていますが、出エジプトの際に、エジプト王パロの心を開かせるために神さまは10の災害を与えました。その最後のものは、イスラエルとエジプトの初子を人も動物も滅ぼすというものでした。神さまを畏れる者にその災害が通り過ごすように、神さまは、イスラエルの民に羊の血を家の入口の敷居と2本の柱に塗ることを教えられたのです。さらにイエスさまが十字架の死の直前に弟子たちと記念の食事をしたのは、毎年繰り返される過ぎ越しをここで終了し、これ以降は、十字架の一回限りの贖いの完成をもって贖いの完成とされようと意図されたのではないかと思うのです。ですから、主の晩餐式は、十字架の贖いの完成であり、主イエスさまの死と復活を記念するようにと教えられていますし、1コリント11章では、明確な信仰があり、キリストに繋がった者が感謝して受けるべきであると教えられ、教会の一致が意図されているのです。