Saturday, May 31, 2014

エステルの祝福

「あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。  エステル4章14節
 イザヤのメシヤ誕生の預言がなされた約250年後に、ユダヤの一処女であるエステルは、ペルシャ王アハシュエロスの王妃となった。先の后ワシテは、不従順をとがめた重臣たちによってその立場を失っていたからである。王の侍従長に気に入られ、良い状況の中で王の前に出されて、アハシュエロスの治世7年目に王妃となったのでした。その頃、王の権威を仮て我がもの顔に振舞っていた総理大臣ハマンは、王宮の前にいるモルデカイが目障りでなんとか抹殺したいと考え、策を弄していた。この危機を察知したモルデカイは、エステルに、ユダヤとユダヤ人のために働くことを促したのでした。モルデカイが荒ら布を身に付け神に請願する姿を報告され、事の重大さに気づいたエステルは、断食して祈り準備し王のもとに決死の覚悟で無許可のまま出て行くのでした。王の哀れみを得て語ることを許されたエステルは、2日間の酒宴を開くことを提案し受け入れられ、ハマンの策略を逆手にとって、ユダヤの敵を撃退したのです。そしてこの一連のことが神さまの許しと守りの中で進んだことを感謝して、「この両日にユダヤ人がその敵に勝って平安を得、またこの月は彼らのために憂いから喜びに変り、悲しみから祝日に変ったので、これらを酒宴と喜びの日として、互に食べ物を贈り、貧しい者に施しをする日とせよとさとした。」(エステル9:22)と、モルデカイの示す神さまの知恵に従ったエステルでした。人の謀はなりませんが、神さまの知恵は、全て神を畏れる者に叶う幸いを見ることができます。