Saturday, March 26, 2016

贖う

 「あなたがナオミの手からその地所を買う時には、死んだ者の妻であったモアブの女ルツをも買って、死んだ者の名を起してその嗣業を伝えなければなりません」。
ルツ記4章5節

「ナオミは嫁に言った、「生きている者をも、死んだ者をも、顧みて、いつくしみを賜わる主が、どうぞその人を祝福されますように」。ナオミはまた彼女に言った、「その人はわたしたちの縁者で、最も近い親戚のひとりです」(2:20)ユダヤのベツレヘムに住んでいたエフラタ人エリメレクは妻ナオミ息子マロンとキリオンを連れて、飢饉を乗り越えるために、モアブの地に食料を求めて移住し、病死した。ナオミはモアブの女性を息子達の嫁に迎えたが10年後に二人とも死んでしまった。ナオミは二人の嫁とともに故郷に戻る決心をしたが、「主の手がわたしに臨み、わたしを責められたことで、あなたがたのために、わたしは非常に心を痛めているのです」(1:13)と伝え、オルパを親の元に返した。しかしルツは、「あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。・・・もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください」(V16-17)と懇願しナオミと共にベツレヘムに戻った。ルツは生活のために、落穂拾いをした。
そこで、近い親戚のボアズに出会った。彼は、二人のために、ユダヤの習わしに従い、家の権利を買い取る働きを通して、神さまの祝福を受ける受け皿となったのです。この働きが「贖い」で、罪からの解放あるいは罪の赦しの十字架の贖いを想起させて下さる主の一方的な愛の業なのです。(参照申25:5-6)