Tuesday, October 4, 2016

収穫のための働き人

   「収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。さあ、行きなさい。わたしがあなたがたをつかわすのは、小羊をおおかみの中に送るようなものである。」
                        (ルカ10章2-3節)
 福音書記者ルカは、四福音書の第三番目のルカによる福音書と使徒行伝の著者です。紀元2世紀頃の文書によれば、シリアのアンテオケの出身のギリシャ人で、パウロによって救いの確信が与えられ、パウロの弟子となり、同労者であり、友人であり、助け手でもあったと思われます。ルカの名前は光を与えるという意味のギリシャ語ルーカノスの愛称であると考えられます。パウロ書簡には、コロサイ4:14、IIテモテ4:2、 ピレモン24節にその名が記されている程度ですが、医者の冷静な見方や、ペンの画家と言われた丁寧な表現力を駆使して、イエスの姿と初代教会の様子を丁寧に記しています。正にルカは、最初の教会史家という事が出来るのです。ルカはパウロの第2回の伝道旅行の途中、ピリピでの伝道の時から一行に合流したようで、使徒16:11に「そこで、わたしたちはトロアスから船出して、」と記します。尚、パウロの伝道旅行はI13:1~II15:36~ピリピ、テサロニケ、ベレヤ、アテネ、コリントの伝道III20:1~と見る事が出来るでしょう。パウロの生涯は、イエスさまの意図された、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。 」(使徒9:15)と言われた通りになったのです。尚も主に働き人を求めてまいりましょう。