Friday, March 31, 2017

パウロの祈り

 「わたしはこう祈る。あなたがたの愛が、深い知識において、するどい感覚において、いよいよ増し加わり、 それによって、あなたがたが、何が重要であるかを判別することができ、キリストの日に備えて、純真で責められるところのないものとなり、イエス・キリストによる義の実に満たされて、神の栄光とほまれとをあらわすに至るように。」
                  ピリピ人への手紙1章9-11節

 パウロはシラスとともに第二伝道旅行と言われる伝道の旅を行っています。(I:使徒行伝13:1-14:28,II15:36-18:22、III18:23-21:26)ルカはそれを、使徒行伝の中に記録しているのです。16章12節からピリピでの出来事が記されていて、ピリピ(今のギリシャ北部)はマケドニヤ第一の都市との紹介があり、港町であり同時に陸路の要所となっていた。ここに導かれたパウロは、祈り場を探して川のほとりに出かけ、そこに集まってきていた婦人達と話す中で、テアテラ市の紫布の商人ルデヤの心を主なる神は開かれ、彼女ばかりでなく家族をも導きパウロの宣教伝道の第一の教会建設(AD51頃)の柱とされたのです。この手紙は、AD61-63年ころローマに滞在していたパウロの所に献金と贈り物をもってピリピからエパフロデトを返す時に持たせたものであるとされています。ルカもこの町で医者として働きながらピリピの教会を6年ほど牧会していたのではないかと思われています。この手紙の中で、新約教会の中で最も純粋な教科と言われたピリピ教会が、①愛がいよいよ豊かに増し加わり、②純真で非難される処のない、③イエスキリストから与え得られる義の実に満たされるようにと願ったのです