Saturday, May 20, 2017

母の祈り

  「生きている者をも、死んだ者をも、顧みて、いつくしみを賜わる主が、どうぞその人を祝福されますように」
                       ルツ2章20節

 ユダヤ、ベツレヘムのユダヤ人、エリメレクとナオミ夫婦は、二人の息子マロンとキリオンを連れて、飢饉を逃れ隣国モアブの平野に移住しました。息子達にオルパとルツというモアブの花嫁も与えられましたが、十年経つ頃に、夫も子等も亡くなってしまったのです。この悲しい状態が連続して起こった時ナオミは、主の御心に反して故郷イスラエルを出て来てしまった不従順に気づき、故郷に戻る決心をするのでした。オルパを説得して親元に返し、ルツにも説得したのですしかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。」(1:16)ルツの信仰に励まされて、ナオミ親子はベツレヘムへと帰り、
「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください。なぜなら全能者がわたしをひどく苦しめられたからです。わたしは出て行くときは豊かでありましたが、主はわたしをから手で帰されました。主がわたしを悩まし、全能者がわたしに災をくだされたのに、どうしてわたしをナオミと呼ぶのですか」(1:20-21)こうして信仰によって生きる道を復活させました。ナオミの神さまへのこの回復の祝福は、ルツのボアズ(エリコのカナン人の遊女カレブの息子)との出会いと結婚そして、ダビデの曾祖母となるという祝福でした。