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2023年11月12日日曜日

あなたはわたしの愛する子

聖書箇所 マルコによる福音書19-15

「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」

                            マルコによる福音書111                  

1.バプテスマを受けられたイエスさま

イエスさまは、罪人たちの中に混ざって、悔い改めのバブテスマをお受けになられます。この後イエスさまは、私たちの罪を身代わりとして背負い、十字架で私たちの代わりに罰を受けて死なれ、3日目によみがえられます。それを信じた私たちの罪が赦されるためです。そこで、一つの罪もないイエスさまが、罪ある人の代表として罪人と同じ所に立ってくださり、バプテスマを受けられたのです。

2.獣との共存

13節の「獣」は、人が罪を犯したことで人と敵対関係となった獅子や熊などの動物をあらわします。イエスさまが伝道活動を開始されるにあたり、人と獣が平和に暮らす神の国のような様子が描かれています。また御使たちが、イエスさまに仕えていました。これはこの先も預言が必ず現実となること、またサタンをものともしないイエスさまの勝利の歩みが開始されることを明確にあらわしているのです。

3.神の国

マルコによる福音書115節の「神の国」とは、特定の場所や国を指すのではなく、神さまの愛のご支配を意味しています。つまり羊飼いのもとにいる羊のように、私たちがイエスさまのもとにいることで喜び、平安、いのちに満たされるのです。それが人にとっての最高の生き方であり神の国なのです。私たちはイエスさまを信じ、御霊をいただいた時から、神さまは私たちを神さまの愛する子、また心にかなう者としてくださいます。神さまは私たちをどこまでも愛し、守り、神さまの御用に用いて、神さまの栄光に入れてくださるのです。

20231112日 週報より