2026年9月27日日曜日

永遠の救いという恵み

聖書箇所 コリント人への第一の手紙15章1-11節

もしあなたがたが、いたずらに信じないで、わたしの宣べ伝えたとおりの言葉を固く守っておれば、この福音によって救われるのである。Ⅰコリント15章2節

1.福音をそのまま保つ

私たちが信じる福音の中心は、キリストが私たちの罪のために死なれ、葬られ、三日目によみがえられたことです。これは私たちの考えや知識によって変えてよいものではなく、また変えられるものでもありません。なので福音のみ言葉をそのままに信じ、最後まで握りしめて歩むことが大切なのです。

2.「永遠」へと続く救い

キリストによる救いは、「今日、罪が赦された」ということだけではありません。キリストの復活により、私たちの救いは「永遠」へとつなげられています。今日が苦しくても救いは失われません。今日、祈りができなくても、神さまの約束は変わりません。今、涙していても涙はすべてぬぐい去られる日が来ます。今日という日、今という時間も神さまが約束された永遠の救いの中にあるのです。

3.恵みによる今の私

パウロは、今、キリストを伝える自分があるのは、自分の立派さではなく、ただ神さまの恵みによると言います。恵みとは、受ける資格のない者に神さまが与えてくださる贈り物です。私たちは、自分の力で救いを得たのではありません。イエス・キリストが私たちのために死なれ、よみがえられたという福音を信じ、神さまの恵みによって今を生かされているのです。今日、今、ここにいることそのものが恵みであることを覚えて歩んでまいりましょう。

2026年9月27日 週報より

2026年9月20日日曜日

霊的な大人

聖書箇所 コリント人への第一の手紙14章20-40節

しかし、すべてのことを適宜に、かつ秩序を正して行うがよい。Ⅰコリント14章40節

1.御心を聞く教会

教会が一つになるためには、私たちの思いや願いではなく、神さまの御心を中心にすることが大切です。しかしコリント教会では、自分の考えを優先し、分裂や争い、罪に向かう行動が起こっていました。霊的な成長は、自分の思いから離れて、神さまが何を望んでおられるかを求めることによって得られます。御言葉に耳を傾け、神さまの御心を聞く教会であるように示されています。

2.お互いを生かす秩序

教会では、お互いを生かすことを考える必要があります。異言や預言についても、皆が理解し、教会全体の益となるように、順序を守って行うことが教えられています。霊的な大人とは、何も言わない人ではなく、御言葉に従って考え、祈り、必要なことを語る人です。「私が何を望むか」だけでなく、同時に「神さまが何を望んでおられるか」を求める人に成長しましょう。

3.群れとしての証し

教会の秩序を守る目的は、ただ静かで整った集まりにすることではありません。互いに愛し合い、キリストの弟子であることを教会全体で世に示すためです。教会の中では、自分の自己中心的な心に気づかされることがあります。しかしそれも神さまが私たちを成長させてくださる機会なのです。互いに配慮し、神さまの御心を求めて歩むとき、愛し合う群れとしての証しが生まれ、神さまの栄光が現されます。

2026年9月20日 週報より

2026年9月13日日曜日

霊と知性によって

聖書箇所 コリント人への第一の手紙14章1-19節

異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。Ⅰコリント14章4節

1.自分か教会か

パウロは、御霊の賜物を自分の霊的満足のためではなく、教会全体の益のために用いるよう教えます。異言は解き明かしがなければ他者には理解されず、個人を益するにとどまります。一方、預言は人に分かる言葉で神の御心を伝え、人を励まし育てます。大切なのは自分の満足ではなく、与えられた賜物が教会の益となり、教会が建て上げられていくことなのです。

2.だれのための賜物か

コリント教会では、異言を語ることが霊的な姿として重んじられていました。しかし理解できない言葉のままでは、初心者や周囲の人を育てることができません。教会全体の益のためには理解できる言葉が必要です。だからパウロは、多くの異言よりも、知性によって語られるわずかな言葉の方が群れを建て上げると言うのです。

3.霊でも知性(理解できる言葉)でも

霊的成長のためには霊だけでなく、み言葉によって聖められた知性も必要です。神のみ心を霊で受け、それを知性によって理解できる言葉として伝えます。そして聞く者も知性をもって受け取ることで、その真理が霊にとどまり、人と教会が建て上げられていくのです。私たちは神さまからいただいた恵みを理解し、み言葉によって確かめ、それを愛の心をもってお互いにわかることばで兄弟姉妹と分かち合うのです。そうしてお互いの証しによって神さまのみ心を学び、共にキリストのからだを建て上げていくことができるのです。

2026年9月13日 週報より