2026年9月20日日曜日

霊的な大人

聖書箇所 コリント人への第一の手紙1420-40

しかし、すべてのことを適宜に、かつ秩序を正して行うがよい。Ⅰコリント1440

1.御心を聞く教会

教会が一つになるためには、私たちの思いや願いではなく、神さまの御心を中心にすることが大切です。しかしコリント教会では、自分の考えを優先し、分裂や争い、罪に向かう行動が起こっていました。霊的な成長は、自分の思いから離れて、神さまが何を望んでおられるかを求めることによって得られます。御言葉に耳を傾け、神さまの御心を聞く教会であるように示されています。

2.お互いを生かす秩序

教会では、お互いを生かすことを考える必要があります。異言や預言についても、皆が理解し、教会全体の益となるように、順序を守って行うことが教えられています。霊的な大人とは、何も言わない人ではなく、御言葉に従って考え、祈り、必要なことを語る人です。「私が何を望むか」だけでなく、同時に「神さまが何を望んでおられるか」を求める人に成長しましょう。

3.群れとしての証し

教会の秩序を守る目的は、ただ静かで整った集まりにすることではありません。互いに愛し合い、キリストの弟子であることを教会全体で世に示すためです。教会の中では、自分の自己中心的な心に気づかされることがあります。しかしそれも神さまが私たちを成長させてくださる機会なのです。互いに配慮し、神さまの御心を求めて歩むとき、愛し合う群れとしての証しが生まれ、神さまの栄光が現されます。

2026920日 週報より

2026年9月13日日曜日

霊と知性によって

聖書箇所 コリント人への第一の手紙141-19

異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。コリント144

1.自分か教会か

パウロは、御霊の賜物を自分の霊的満足のためではなく、教会全体の益のために用いるよう教えます。異言は解き明かしがなければ他者には理解されず、個人を益するにとどまります。一方、預言は人に分かる言葉で神の御心を伝え、人を励まし育てます。大切なのは自分の満足ではなく、与えられた賜物が教会の益となり、教会が建て上げられていくことなのです。

2.だれのための賜物か

コリント教会では、異言を語ることが霊的な姿として重んじられていました。しかし理解できない言葉のままでは、初心者や周囲の人を育てることができません。教会全体の益のためには理解できる言葉が必要です。だからパウロは、多くの異言よりも、知性によって語られるわずかな言葉の方が群れを建て上げると言うのです。

3.霊でも知性(理解できる言葉)でも

霊的成長のためには霊だけでなく、み言葉によって聖められた知性も必要です。神のみ心を霊で受け、それを知性によって理解できる言葉として伝えます。そして聞く者も知性をもって受け取ることで、その真理が霊にとどまり、人と教会が建て上げられていくのです。私たちは神さまからいただいた恵みを理解し、み言葉によって確かめ、それを愛の心をもってお互いにわかることばで兄弟姉妹と分かち合うのです。そうしてお互いの証しによって神さまのみ心を学び、共にキリストのからだを建て上げていくことができるのです。

2026913日 週報より

2026年9月6日日曜日

愛の人となる

聖書箇所 コリント人への第一の手紙131-13

このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。Ⅰコリント1313

1.むなしい賜物

聖霊からの賜物は、教会全体の益のために与えられています。しかし、自己中心の心のままでその賜物を用いるなら、群れにとって全く役に立たないどころか、むしろ害となることが示されています。神さまが自分を愛し、必要な存在として置いてくださったことを受けとめ、愛をもって賜物を用いることが大切なのです。

2.愛ある歩みへ

どんなに立派な言葉や強い信仰、熱心な奉仕や犠牲であっても、そこに人を愛する心がなければ、教会の益とはなりません。信仰者は自己中心の生き方から解放され、自己尊重の思いに導かれる必要があります。そうして神さまに愛され、必要とされている自分を大切にしながら、さらに他者を尊ぶ歩みへと導かれていきます。この愛のある歩みこそが教会という群れを生かすのです。

3.御霊による愛

聖書が教える愛は、自分の力や努力だけでは実現できません。それなので、私たちは御霊に助けを求めます。御霊は、自己中心の私たちを少しずつ変え、神さまに愛されていることを教え、他の人を尊び愛する者へと育ててくださいます。私たちは信仰によって神さまを信じます。希望によって神の国を待ち望みます。そして御霊に与えられる愛によってこの信仰と希望がこの世での輝きとなり、信仰者の証しとされるのです。


2026
96日 週報より