野生のオリーブ
1.救い主は来られた
ゼカリヤ書9章9節には、ロバに乗って来られる王なる救い主のことが記されています。救い主イエスさまは、その通りにロバに乗ってエルサレムに入場されました。聖書は歴史の真実を語り、また、唯一の神さまの言葉です。故にその預言は必ず現実のものとなります。
2.救い主はふたたび来られる
ゼカリヤ書9章10節は、イスラエルが神の国となり、イエスさまがその王となられることの預言です。この預言も必ず実現します。その時、罪がある者は、神の国に入ることができません。後悔してももう遅いのです。自分本位・自己中心の罪は誰にもあります。イエスさまが私の罪の身代わりに十字架で死なれ、3日目によみがえられたことを信じるすべての者に神さまは、罪の赦しと神の国への約束をくださいます。
3.神の民の回復
ゼカリヤ書9章12節は、神の民の回復の預言です。彼らは、これから多くの苦しみを経て、神の国を建て上げます。先にイエスさまを信じ救われた私たちは、その苦しみを神さまの守りの中で過ごし、神の国に入ります。私たちは野生種のオリーブで、実のならない存在でした。しかし、実のなる良い木に接ぎ木され神の民となりました。私たちは神の民である彼らが信奉するアブラハムに倣い、自分の手にあるものを1つ1つ手放して、神さまに頼って歩む者とされましょう。
2022年4月3日週報より