2022年4月3日日曜日

 野生のオリーブ

 「彼は義なる者であって勝利を得、柔和であって、ろばに乗る。」   ゼカリヤ書99節     

 今日はゼカリヤ書9章です。

1.救い主は来られた

ゼカリヤ書99節には、ロバに乗って来られる王なる救い主のことが記されています。救い主イエスさまは、その通りにロバに乗ってエルサレムに入場されました。聖書は歴史の真実を語り、また、唯一の神さまの言葉です。故にその預言は必ず現実のものとなります。

2.救い主はふたたび来られる

ゼカリヤ書910節は、イスラエルが神の国となり、イエスさまがその王となられることの預言です。この預言も必ず実現します。その時、罪がある者は、神の国に入ることができません。後悔してももう遅いのです。自分本位・自己中心の罪は誰にもあります。イエスさまが私の罪の身代わりに十字架で死なれ、3日目によみがえられたことを信じるすべての者に神さまは、罪の赦しと神の国への約束をくださいます。

3.神の民の回復

ゼカリヤ書912節は、神の民の回復の預言です。彼らは、これから多くの苦しみを経て、神の国を建て上げます。先にイエスさまを信じ救われた私たちは、その苦しみを神さまの守りの中で過ごし、神の国に入ります。私たちは野生種のオリーブで、実のならない存在でした。しかし、実のなる良い木に接ぎ木され神の民となりました。私たちは神の民である彼らが信奉するアブラハムに倣い、自分の手にあるものを11つ手放して、神さまに頼って歩む者とされましょう。

202243日週報より