2022年10月16日日曜日

 タラントのたとえ

 聖書箇所 マタイによる福音書25章14-21節

主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。マタイによる福音書2521

 1. タラントの重み

当時の貨幣単位であるタラントは、今の日本のお金に直すと約6,000万円になります。1タラントでもとても大きな額です。私たちが、神さまからいただいたタラントは、イエスさまのいのちによる私たちの罪からの贖いです。イエスさまを信じた私たちは、罪赦されて神さまの大きな愛と祝福の中に入れられています。

2. キリストの証人

タラントを能力とだけ理解すれば、能力をいかに神さまの働きに生かすがでその忠実さがはかられることになります。しかし、神さまの愛と祝福というタラントへの忠実さは、神さまの愛で、神さまにまた愛兄姉お互いにそして隣人に仕えていくことであると教えられています。礼拝は、お互いを愛し仕え合うことで、イエスさまへの愛と忠実さを示す最高の場です。私たちが礼拝を通し、また日々仕え合う愛の実践でキリストの証人となることが忠実なしもべの証しなのです。

3. 1タラントのしもべ

私たち一人一人には、イエスさまのいのちの代価としてのタラントが与えられています。もしその価値を知らず、また知っていても世に振り回されてその重みを顧みないのであれば、タラントを地の中に隠す1タラントのしもべと同じです。私たちが終わりの日の清算に求められていることは、能力による奉仕で倍の結果を出すことではありません。タラントのたとえは、それが与えられた恵みの重みを味わい、喜びと感謝に溢れた信仰の歩みを重ねていくことだと教えています。

20221016日 週報より


☆教会からのお知らせ

セントラルバプテスト教会は、群馬県前橋市にあるキリスト教会です。1976年(昭和51年)に前橋市山王町に誕生いたしました。聖書の教えを忠実に守る伝統的なキリスト教会で、日本バプテスト・バイブル・フェローシップに所属しています。どなたでもご自由に来会していただけます。「教会や聖書は初めて」という方も大歓迎です。ご一緒に聖書を学びましょう。皆様のお出かけを心よりお待ちしています。

☆コロナ対策

コロナが収束するまでのしばらくの間、集会中は、各自、マスク着用(すみませんが各自マスクをご用意ください)をお願いします。また入り口ではアルコール(教会に備え付けてあります)で手を消毒してください。また、会堂内では、三密を避けて、11人間隔を空けてご着席ください。集会中は換気を十分にいたします。寒さ(暑さ)対策をご準備してお越しください。教会は、いつも、地域の皆様方に門戸を開き、聖書のみ言葉をお伝えいたしてきましたが、昨今の状況にかんがみ、変則的ではありますが、下記のように集会を維持して参りたく願っております。どうぞご理解ならびにご了解をお願いい申し上げます。

1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com