妻たちよ、夫たちよ
聖書箇所 ペテロの第一の手紙3章1-2節
同じように、妻たる者よ。夫に仕えなさい。 ペテロの第一の手紙3章1節
1.夫への妻の証し
当時、妻は夫の所有として低く見られていました。そんな妻たちが信仰を持ち、どのように夫に証しをするのかが記されています。証とは見えない神さまを知り理解できるようにすることです。夫の目に映る妻の様子に喜ばしい変化があれば、それが夫の興味を引くものとなって、証しとなるということなのです。
2.夫に仕えること
聖書が妻に勧めるのは夫に仕えなさいということです。それは、夫を自分の思いを満たしてくれる相手として要求するのではなく、神さまが合わせてくださった伴侶として大切にするということです。神さまのあわれみがなければ、今の私の存在はないとの思いで神さまと、また夫に仕えて歩む姿を神さまが証として用いてくださるのです。さらに外見を気にし過ぎないで、内側を御霊によって飾るようにすれば、神さまが夫の魂を神さまのあわれみの中に置いてくださいます。
3.夫に対する勧め
ここでは夫に対して女性が平均的な体力、とくに瞬発力において男性よりも弱い器であると理解して、妻に配慮することを求められています。夫は女性の特質を受け入れて、妻に対する尊敬と思いやりの心を持つことが大切だと教えられています。
すでに互いイエスさまを信じた夫婦は、夫に仕えなくてもよい、妻に配慮をしなくてもよいというわけではありません。また、最も近い夫婦の関係から、親子や職場の人間関係にあてはめて考え、実行していくことも神さまは願われています。
2023年7月16日 週報より