思いわずらいを手放す
聖書箇所 ペテロの第一の手紙5章6-7節
神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。 ペテロの第一の手紙5章7節
1.神さまにへりくだる
人は高ぶりやすい者です。そこで神さまの前にへりくだって神さまを通して相手を見ることが大切です。へりくだると言っても自分を卑下することではありません。全ての信仰者は、教会で神さまに仕えることができるようにそのための賜物が与えられています。そうして神さまに仕える道具とされて、自己卑下から守られます。卑下ではないへりくだりが神さまの前の謙遜です。
2.自分を低くする
6節では重ねて、神さまの前に自分を低くするように言われています。「私は神さまに自分の思いを主張し、主張の通りにしてくださいとお願いできるような者ではありません。」と神さまの前にただひれ伏すことが、自分を低くすることです。自分が理解できるとか、納得できるという点を一番にするならば、自分を神さまに明け渡すことができません。そして自分を低くすることもできないのです。
3.思いわずらいをゆだねる
私たちはだれでも恐れや不安を持ち、思いわずらいます。しかしイエスさまは「決してあなたを失望させることはしない。私に任せなさい」と私たち一人一人の霊に語り掛けてくださっています。このことを覚えれば覚えるほど、イエスさまが私のことをどれほどに心配してくださっているのかが理解できます。そして思いわずらいを手放すことができるようになります。気づいたらつい思いわずらってしまっている私たちですから、いつもイエスさまに自分の思いわずらいを渡してしまうように努めましょう。それも神さまの前の謙遜なのです。
2023年9月24日 週報より