聖書が伝える心の安らぎ①
聖書箇所 ヨハネによる福音書4章6-15節
わが魂はあなたをかわき望む。水なき、かわき衰えた地にあるように、わが肉体はあなたを慕いこがれる。 詩篇63篇1節
1. 心の安らぎ
よく眠れたり、広いお風呂にゆっくりと入ると私たちはからだの安らぎを覚えます。また、のどの渇きを潤す時もそうでしょう。聖書は心も渇くと言います。私たちにはこの世のものでは、どのようにしても満たされない心の渇きがあって、心が安らぐことがないと言われています。しかし、神さまは私たちの心の渇きを潤すことができます。そして私たちは本当の心の安らぎを覚えることができるのです。
2. 渇きをいやされるイエスさま
イエスさまは、サマリヤの女性に「生ける水」の話をされます。「生ける水」とは「御霊」のことです。私たちは「御霊」によって神さまの愛と喜びと平安に満たされます。この「御霊」であるイエスさまの「生ける水」が、私たちの心の渇きをいやして、心に安らぎを与えるのです。
3. 生ける水をいただくために
「生ける水」である「御霊」をいただくには、神さまと私たちとの間の壁である「罪」を取り除く必要があります。「自分は悪くない。悪いのは他の人」という自分本位を聖書は罪とします。人を傷つける、盗むだけではなく、この自分本位や偽り、ねたみ、うらみなど心の中の悪い思いすべてが罪です。イエスさまは十字架で死なれ、葬られましたが、三日目によみがえられました。これを信じるすべての人は罪が赦されて、神さまの前に罪がない者とされます。イエスさまは十字架で私たちの罪に対する罰を代わってお受けくださったのです。罪赦された者は「御霊」をいただきます。そして「生ける水」で心の渇きを潤されて、心に本当の安らぎをいただくことができるのです。
2023年10月7日(土)オープンチャーチ プログラムより