御霊によって歩む
聖書箇所 ガラテヤ人への手紙5章16-18節
もしあなたがたが御霊に導かれるなら、律法の下にはいない。ガラテヤ人への手紙5章18節
1.御霊による歩みの継続
ガラテヤ地方のクリスチャンたちは御霊を遠ざけて、律法主義や肉の欲に従う間違った歩みを始めていました。そこで、パウロは「あなたたちは、御霊によって信仰の歩みをはじめたのだから、最後まで御霊によって歩むように」と警告を与えています。
2.御霊による肉の支配
私たち信仰者の内には、常にこの世と真理の御霊との戦いが起こります。パウロは自分の弱さを覚えても、御霊に仕えることで神さまから力をいただきました。そして私の力は弱さのうちに完全に現れると言うことができました。御霊は私たちを助け、必要な指示を出して神さまの支配を広げ、確実に勝利を導いてくださいます。
3.御霊によって歩むために
御霊によって歩むためにどうすればよいのでしょうか。
第一に自分の中の御霊の働きを意識し、その働きを確信することです。み言葉を示される時、罪を示される時、また他の人の証し等によって私たちは御霊の存在を確認し、意識することができます。
第二に御霊の力を信じることです。御霊には神さまの支配を広げ、肉の思いを圧倒する力が確かにあります。
第三は、御霊に従っていくことで、肉の思いに振り回されずに神さまのみ心の内を歩めると確信することです。御霊の助けを受けることは、神さまの助けを受けることであり、御霊によって悟ることは神さまによる悟りとなります。
新しい年に「御霊の導きを信じる」歩みをともにいたしましょう。
2024年1月1日 新年元日礼拝プログラムより