教会から始まるさばきとは
聖書箇所 ペテロの第一の手紙4章17-19節
それが、わたしたちからまず始められるとしたら、神の福音に従わない人々の行く末は、どんなであろうか。 ペテロの第一の手紙4章17節
1.神の家から始められるさばき
イエスさまを信じた群れである私たちから、すでに神さまはさばきを始めておられると言います。このさばきとは、信仰者を試練によって、ふるいにかけることを指します。神さまは私たちをふるい落とすのが目的ではなく、私たちが自分中心から神さま中心の歩み方に向くようにしておられるのです。
2.信仰者への警告
教会から神さまのさばきがすでに始められているのであれば、神さまの救いに目を止めない人たちへのさばきは、どれほど容赦のないものになるか考えるだけで恐ろしいと言います。
これは未信者への脅しというより、信仰者への警告です。気楽な信仰を求める者は、信仰を持たない人たちの領域に戻ることになり、終わりの日にはそれこそ情け容赦のないさばきを受けることになると示されているのです。
3.神さまが導く信仰の歩み
第1にどんな苦しみであっても、それは神さまの御旨によって与えられているものだと信じて歩むことです。第2には、世からのどのような苦しみであろうと復讐ではなく、善で返していくことです。第3としては、真実な神さまに自分をゆだねることです。どんな苦しみが押し寄せてこようと、最後まで責任を持って守り導いてくださる神さまに全部お任せするのです。
今日教えられるもっとも大切なことは、私たちが自分の思いを手放して、神さまのお心のみが正しく、神さまのお心通りになるようにという信仰に歩むことなのです。
2023年9月10日 週報より