2022年11月6日日曜日

神と人を愛して

聖書箇所 ルツ記31-13

ルツはしゅうとめに言った、「あなたのおっしゃることを皆いたしましょう」。                                ルツ記35

 1.ナオミとルツの思い

ナオミはルツとボアズの結婚が、神さまの導きであること確信します。ナオミにとって唯一の働き手のルツがいなくなるのは、大きな不安があったでしょう。しかしナオミは、自分がどのようになっても、ルツに幸せになって欲しいとの一心でした。それに対してルツは一切の質問もせずに、ナオミの願いをそのまま聞き入れます。母の思いが神さまのみ心と確信して、それを自分の思いとして行動したのです。

2.ルツとボアズの思い

ルツは、「あの時あなたは、神さまの御翼のかげで守られるようにと祈ってくださいました。今私にとっての御翼はあなたです。」と単刀直入にボアズに求婚しています。ボアズはこの求婚が、ルツのナオミを思う気持ちと神さまへの信仰で導かれたことを理解します。そして自分の損得は考えずに、ルツの思いに応える約束をします。しかも、ボアズはそれを自分で決めずにすべて神さまにお委ねしました。

3.三人の思いの中におられる主

この求婚は、ナオミの自分よりルツの幸せを思う愛から導かれました。ルツはナオミへの愛で自分のこと以上にナオミへの愛に生きようとしました。ボアズはまず神さまを自分の前に置いて、自分の損得よりも愛によってルツを受け入れました。今日の箇所では、神さまを愛し、隣人愛に生きる3人の信仰者の歩みとその真ん中に神さまがおられることが明確に示されています。私たちもイエスさまが真ん中にいてくださる恵みをいただきました。隣人愛を義務とせずに、隣人愛に生きる機会が与えられていることを喜んで受け入れて歩みましょう。

2022116日 週報より


☆教会からのお知らせ

セントラルバプテスト教会は、群馬県前橋市にあるキリスト教会です。1976年(昭和51年)に前橋市山王町に誕生いたしました。聖書の教えを忠実に守る伝統的なキリスト教会で、日本バプテスト・バイブル・フェローシップに所属しています。どなたでもご自由に来会していただけます。「教会や聖書は初めて」という方も大歓迎です。ご一緒に聖書を学びましょう。皆様のお出かけを心よりお待ちしています。

☆コロナ対策

コロナが収束するまでのしばらくの間、集会中は、各自、マスク着用(すみませんが各自マスクをご用意ください)をお願いします。また入り口ではアルコール(教会に備え付けてあります)で手を消毒してください。また、会堂内では、三密を避けて、11人間隔を空けてご着席ください。集会中は換気を十分にいたします。寒さ(暑さ)対策をご準備してお越しください。教会は、いつも、地域の皆様方に門戸を開き、聖書のみ言葉をお伝えいたしてきましたが、昨今の状況にかんがみ、変則的ではありますが、下記のように集会を維持して参りたく願っております。どうぞご理解ならびにご了解をお願いい申し上げます。

1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com


2022年10月30日日曜日

 ボアズとルツ

聖書箇所 ルツ記21-23

あなたの夫が死んでこのかた、あなたがしゅうとめにつくしたこと、また自分の父母と生れた国を離れて、かつて知らなかった民のところにきたことは皆わたしに聞えました。   ルツ記211

 1.落穂拾いに出たルツ

落穂拾いは、律法の規定にある福祉制度です。畑の所有者は収穫物の一部を未亡人や孤児のために残しておく決まりでした。しかし、律法が守られない時代でしたから落穂拾いの保証はなく、また落穂拾いは収穫期に限られます。敵国のモアブ人であるルツは人々からの差別も覚悟しなければなりませんでした。ところが、2人が戻った時期は、ちょうど収穫が始まる時でした。また、はからずもボアズという人の畑に導かれます。これらはすべて神さまのお導きと備えでした。

2.ルツに親切にしたボアズ

ボアズは刈る者にルツのじゃまをしないように言い、ルツには他に行かずにここにとどまるようにと言います。さらにボアズは刈る者たちにルツが束の間でも拾えるようにまた、わざと落穂を落とすようにも伝えています。ボアズの親切の理由は、ルツが示した義理母ナオミへの愛とイスラエルの神さまを信じる信仰にありました。

3.神さまの備えと恵み

ルツの立場でみた時、落穂拾いの時期が限られ、異邦人への風当たりの強さ等を考えると不安ばかり募るのが普通でしょう。しかし、ルツは違いました。自分の損得ではなく、神さまに頼って義理母ナオミを愛する生き方を選び、そして懸命に働きました。そんなルツに神さまは導きと備えによって豊かな恵みを与えられました。神さまと隣人のために生きる者を神さまは決して捨て置かず、私たちが期待する以上の祝福をくださることをルツ記は私たちに伝えています。

0221030日午後 週報より


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1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com

 ナオミとルツ

聖書箇所 ルツ記11-22

あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。                       ルツ記116

1.飢きんを避けた家族

紀元前1300年頃のイスラエルでのこと。人々は神さまから与えられた律法に従わずに自分の価値観で行動していました。エリメレクの一家は、国の飢きんで、モアブという敵国に避難します。2人の息子は、律法で禁じられていた、異国のモアブ人の妻を迎えました。そんな中エリメレクと息子2人はそれぞれ妻を残して亡くなります。自分の知識や経験に頼り、神さまや律法を軽く見たり、無視する歩みは、決して自由ではなく、道に迷う人生となることが示されています。

2.ナオミの帰郷

ナオミは、帰郷を決めます。6節に「主がその民を顧みて」とあります。民たちが神さまを軽んじてきた歩みを反省したことで、神さまが飢饉を終わらせました。ナオミ自身も神さまのもとに帰る決心をしたのです。ナオミは義娘2人を実家に返そうとします。しかしその1人ルツは、義母ナオミへの愛とナオミの信じるイスラエルの神を自分の神さまとして、ナオミから決して離れずについて行きました。

3.信仰による希望

19節の「これはナオミですか」とは、「あなたは本当にナオミですか」という意味です。これまでの労苦で見た目が大きく変わっていたのでしょう。また心も弱り、「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください」と言っています。しかしこの後、神さまはルツを通して大きな祝福と希望を与えられます。私たちの目には一筋の希望の光も見えないとしても、神さまは頼り求める者を決して見離さず、導きと備えをもって希望の光を与えてくださいます。

2022年10月30日午前 週報より


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コロナが収束するまでのしばらくの間、集会中は、各自、マスク着用(すみませんが各自マスクをご用意ください)をお願いします。また入り口ではアルコール(教会に備え付けてあります)で手を消毒してください。また、会堂内では、三密を避けて、11人間隔を空けてご着席ください。集会中は換気を十分にいたします。寒さ(暑さ)対策をご準備してお越しください。教会は、いつも、地域の皆様方に門戸を開き、聖書のみ言葉をお伝えいたしてきましたが、昨今の状況にかんがみ、変則的ではありますが、下記のように集会を維持して参りたく願っております。どうぞご理解ならびにご了解をお願いい申し上げます。

1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com