2021年6月13日日曜日

 一緒に喜んでください 

 「よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろう」。」                       ルカ1510節                  

 今日は、イエスさまが、パリサイ人や律法学者たちに話されたたとえ話からです。

1.  罪人たちも、イエスさまの大切な持ち物

 ここでは、羊にも銀貨にも「固く握って離さない」という意味のある「持つ」という言葉が使われています。つまり、罪人たちも、神さまの大切な魂の1つ。イエスさまの大切な持ち物。それを、イエスさまは固く握りしめておられる。もしそれをなくしたら、どこまでも追い求めて捜しに行かれるということなのです。

2.  律法学者やパリサイ人たちへのイエスさまのお招き

パリサイ人や律法学者たちは、正しい者、悔い改める必要のない者ではなく、失われた者、悔い改めるべき者でした。イエスさまは、彼らに聞く耳を持たせて、「失くしたものを取り戻した時に、天では大きな喜びがありますよ。あなたがたもこの喜びに加わってくれないか。」と彼らを招いておられます。

3.  イエスさまと一緒によろこぶために

聖書がいう罪は、まことの神さまを神さまと認めず、自分には関係ないとして生きていくことです。その罪のためにイエスさまが十字架にかかり、死んで葬られて、しかし、3日目によみがえられたことを信じる者は、だれでも、罪が赦され、イエスさまの喜びの食卓につくことができます。

すでに、イエスさまの食卓についておられる、クリスチャンの皆さんの喜びはいかがでしょう。救われた時の、その時のイエスさまの、そして、同じ食卓についている兄弟姉妹の喜びを思い出しましょう。

2021年6月13日 週報より