2021年10月31日日曜日

 御子を持つ者 

「御子を持つ者はいのちを持ち、神の御子を持たない者はいのちを持っていない。」                                                                                                                  Iヨハネ512節     

「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』とあります」(ルカ10:27)。これは、ある律法学者がイエスさまに、「先生、何をしたら永遠の命が受けられましょうか」。と尋ねた時にお応えになった御言葉です。また、ヨハネは第一の手紙の中で、「御子を持つ者は命を持つ」と言明しておられます。これは、「イエスをキリスト」と告白することで、イエスさまを主として受け入れ、主にあって、自分自身が生きていると言う証として告白していることなのです。私達は、「キリストにあって生きている」という証しに、「私にとって生きるはキリスト」と証しさせて頂きたいのです。今生活しているのは、私の中でイエスさまが私を生かしてくださっているからなのだと実感していきたいのです。「私は生きてる」のではなく、「私は主にあって生かされている」と、どんな時でも告白していきたいのです。聖書を通して私達は、主にあって生かされ、主とともに日々の生活が営なんでいることを感謝し喜び証しする者であるからこそ、キリスト者と呼ばれるに相応しい者と言えるのではないでしょうか。私達の主にある生活という証を通して、人々がイエスは主であることを理解し、私もそのような人になりたいと願いを起こされるのではないでしょうか。私達、すでにイエスがキリストであることを信じ受け入れ正しい理解を持つ者の模範こそ、一番身近なサンプルなのではないでしょうか。私達の口で語り、私達の行動でお示しすることこそ、一番有効な「イエスがキリスト」の証であるということができるのではないでしょうか。

 20211031日 週報より