2022年1月23日日曜日

神は私の力

 「主なる神はわたしの力であって、」                                            ハバクク書319

 ハバクク書31619節より3つのことを見ていきます。

1. 静かに待ったハバクク

ハバククは、神さまのご計画をすぐには受け入れられませんでした。しかし、神さまとのやり取りを通して、ハバククは、神さまが神さまであって、そのご計画だけがすすむこと。意味がわからなくても、神さまが真実なお方であることを信じ切ってすべて受け入れ、そしてそのご計画が成るのを「静かに待とう(3:16)」と言うのです。

2. 楽しむと言ったハバクク

神さまは、バビロンが来てエルサレムを破壊すると言われていました。しかし、ハバククは、「主なる神はわたしの力であって、(3:19)」私自身を、またまわりの人や環境をその力で動かして、必ず勝利に導いてくださる。そして、それを楽しむと言いました。この「楽しむ」は、「主にある勝利を喜ぶ」という意味があります。

3. 喜ぶと言ったハバクク

ハバククは、「わが救いの神によって喜ぶ(3:18)。」とも言っています。救いとは罪と死からの救い、罪と死からの自由です。それは、人に頼って、また自分に頼って人生の勝利を得ようとする古い自分からの自由でもあります。私たちはイエスさまとともに立つことで、この世の圧倒的な勝利者とされています。これこそがハバククが「喜ぶ」と言った喜びです。私たちは、高くて足場の悪い、危険な岩場のような人生の難所も、イエスさまに足元を支えられて安全に軽快に鹿のように進んで行くことができるのです。

ハバクク書3章はそんな信仰による勝利者の歌が記されています。

 2022123日 週報より