2022年2月20日日曜日

 神の手にある冠

 「また、あなたは主の手にある麗しい冠となり、あなたの神の手にある王の冠となる。」                                                                                                          イザヤ書623

 1.       サタンから守ってくださる神さま

サタンは、大祭司ヨシュアを神さまに訴えています。サタンは、私たちの罪を訴えます。そして、私たちを神さまから遠ざけようと働きます。しかし、神さまは、私たちをサタンから完全に守ってくださいます。神さまの許しなく、サタンは働けないのです。そして、「サタンよ、主はあなたを責めるのだ(ゼカリヤ3:2)。」と言われています。

2.       聖くし、帽子をかぶらせてくださる神さま

大祭司ヨシュアは、相応しい聖い祭司服に加えて、帽子もいただきました。帽子という言葉は、イザヤ書では冠と訳されています。「また、あなたは主の手にある麗しい冠となり、(イザヤ62:3)」。ヨシュアは、神さまの冠のように輝く存在として用いられる、そのしるしが帽子でした。神さまは私たち11人もヨシュアと同じように、神さまの栄光を輝かす、神さまの冠としてくださいます。過去のことも、今あることも、すべて私たちの信仰を励まし、このご計画に向かわせるためのものなのです。

3.       罪を1日の内に取除く神さま

「わたしのしもべなる枝(ゼカリヤ3:8)」は、メシアなるイエス・キリストのことです。主の使いは、ヨシュアに対して、彼とその同僚たちが、メシア来臨のしるしだと言います。彼らの祭司職への復帰は、イエスさまが来られるしるしとなるのです。「ヨシュアの前にわたしが置いた石(ゼカリヤ3:9)」は要石であるイエスさまを指し、その十字架によって、信じるすべての人の罪が取り除かれるのです。

 2022220日 週報より