2023年3月12日日曜日

恵みのひけつ

聖書箇所 ペテロの第一の手紙113-16

それだから、心の腰に帯を締め、身を慎み、イエス・キリストの現れる時に与えられる恵みを、いささかも疑わずに待ち望んでいなさい。       ペテロの第一の手紙113

 ペテロは、恵みを失わないために心がけるべきことを語ります。

1.心がける3つのこと

1) 心の腰に帯を締める

ペテロは、恵みから目を離さず、肉の欲によって心の隙を作らないように注意深く歩みなさいと教えています。

2) 身を慎む

現実に目を向けて、天の御国の証し人としてこの世での役割を果たすことを忘れないようにと教えています。

3) 将来の恵みを待ち望む

神さまの言われたことは必ず実現することを少しも疑うことなく待ち望んでなさいと教えています。

2.肉体からの思いによらず

14節では、肉体から来る欲に振り回されないようにと言います。私たちは御霊をいつも意識して、イエスさまの十字架で十二分な恵みが与えられていることをしっかりと受けとめて感謝を忘れないことが大切なのです。

3.聖なる者として

16節では「あなたがたも聖なる者になるべきである」と言われています。これは、私たちが罪にまみれた状態から聖い場所に移されたという意識を持って、その状態を保つように歩むことを意味します。ペテロはそのために心の腰に帯を締めて、身を慎み、イエスさまを待ち望みなさいと恵みを取りこぼさないためのひけつを語っています。

2023年3月12日週報より 


2023年3月5日日曜日

魂の救いによる喜び

聖書箇所 ペテロの第一の手紙110-12

そして、それらについて調べたのは、自分たちのためではなくて、あなたがたのための奉仕であることを示された。                 ペテロの第一の手紙112

 今日はペテロの第一の手紙10-12節です。

1.預言者たちが求めた救い

預言者たちはイエス・キリストの来られるずっと前から、その救いについて預言してきました。それは私たちが受けるべき罪の罰をイエスさまが代わりに十字架で受けてくださり、よみがえられたことを信じるだけで罪赦されるという救いです。預言者たちもすぐにでも欲しいと求め調べたこのお恵みから、神さまがあなたがた11人をいかに愛しておられるかを覚えて欲しいとペテロは願っていました。

2.御使いたちも見たかった救い

この救いは御使いたちでさえ何としても見たいと願っていたものでした。それは救いを受け継ぐべき人々に奉仕する御使いたち(ヘブル1:14)に深くかかわることだからです。ペテロは、「御使いたちは、魂が救われ神さまから価値あるとされたあなたがたに仕えることを期待しながら待ち望んでいるのですよ。」と伝えています。

3.救いに込められた神さまの思い

神さまは私たちの魂の救いをイエスさまの十字架と復活という私たちの思いもよらない方法で用意されました。私たちはそれを受けるだけで、神さまの特別な存在に戻れるのです。この救いに込められた神さまの愛を深く覚え、御国と御国での資産の約束を思えば、私たちは神さまを喜ぶ喜びにあふれ、その喜びは消えることがないとペテロは言います。この魂の救いを御霊によって実感し歩む信仰者は、困難にあっても信仰にある喜びは消えることがありません。

202335日週報より


教会からのお知らせ

☆コロナ対策

コロナが収束するまでのしばらくの間、集会中は、各自、マスク着用(すみませんが各自マスクをご用意ください)をお願いします。また入り口ではアルコール(教会に備え付けてあります)で手を消毒してください。また、会堂内では、三密を避けて、11人間隔を空けてご着席ください。集会中は換気を十分にいたします。寒さ(暑さ)対策をご準備してお越しください。教会は、いつも、地域の皆様方に門戸を開き、聖書のみ言葉をお伝えいたしてきましたが、昨今の状況にかんがみ、変則的ではありますが、下記のように集会を維持して参りたく願っております。どうぞご理解ならびにご了解をお願いい申し上げます。

1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com

2023年2月26日日曜日

信仰者の喜び

聖書箇所 ペテロの第一の手紙16-9

現在、見てはいないけれども、信じて、言葉につくせない、輝きにみちた喜びにあふれている。                           ペテロの第一の手紙18

 今日は1章の6-9節から「信仰者の喜び」について見ましょう。

1.「そのことを思って」

6節でペテロは「そのことを思って」つまり、新しくされた霊的価値、生ける希望、朽ちない・しぼまない・けがれない天の資産そして神さまによる霊的な守り、それらに目をとめて、大いに喜びなさいと言っています。そしてこの喜びはさまざまな試練からくる悩みによっても消えることがないとペテロは励ましています。

2.ためされる信仰

ペテロは7節で信仰者にとっての試練の意味を説きます。試練は、神さまの意地悪ではなくて、信仰の純度を高めるためのものです。神さまは、私たちが試練に耐えられるように守り、同時に脱出の道も備えてくださるのです。そのように考えれば私たち信仰者の歩みには無駄なものは何一つないということが分かります。これまでのすべての労苦はやがて、必ずや神さまへの賛美と栄光に変えられるとペテロは励ますのです。

3.小アジアのキリスト者たちの喜び

小アジアのキリスト者の中で、さまざまな試練にあっても喜びで満たされ、その喜びが保たれている信仰者がいました。ペテロは「それこそが魂の救いによる御霊の実としての喜びです。その喜びは降りかかる試練さえも寄せつけない喜びです。」と伝えます。「そのことを思って(6節)」、信仰者にとっての試練の意味を理解しながら(7節)歩めば、これから訪れるであろう試練の中にあっても信仰者としての喜びを保ち続けることができるとペテロは励ましを与えています。

2023226日 週報より 


教会からのお知らせ

☆コロナ対策

コロナが収束するまでのしばらくの間、集会中は、各自、マスク着用(すみませんが各自マスクをご用意ください)をお願いします。また入り口ではアルコール(教会に備え付けてあります)で手を消毒してください。また、会堂内では、三密を避けて、11人間隔を空けてご着席ください。集会中は換気を十分にいたします。寒さ(暑さ)対策をご準備してお越しください。教会は、いつも、地域の皆様方に門戸を開き、聖書のみ言葉をお伝えいたしてきましたが、昨今の状況にかんがみ、変則的ではありますが、下記のように集会を維持して参りたく願っております。どうぞご理解ならびにご了解をお願いい申し上げます。

1、日曜学校   日曜日午前9時より10時頃まで(お子さま向の集会です。)

2、日曜朝礼拝  日曜日午前10時45分より12時頃まで

3、日曜午後集会 日曜日午後1時頃より2時頃まで

4、水曜祈祷会  水曜日午後7時より8時頃まで

5、婦人会       第3水曜日午前10時半より12時くらいまで

変更があれば、ご案内させていただきます。

     セントラルバプテスト教会 牧師 香川尚德(たかのり)

     ☎027(266)4276   https://central-bc.org    cent.kyokai@gmail.com