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2025年12月28日日曜日

私たちに働き続ける神

聖書箇所 コリント人への第一の手紙318-23

そして、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものである。Ⅰコリント323

1.自分を欺くとは

コリント教会では派閥争いによって、神の群れとしての歩みが妨げられていました。人は罪の影響で自分の本当の姿が見えなくなり、自分の知恵や正しさを誇ってしまいます。コリントの人々も人の知恵に頼り、自分たちは正しいと思い込んでいました。パウロはそれが「『自分を欺く』恐ろしい姿だ」と言います。そして神さまの前に罪ある者として、へりくだって歩む必要を教えています。

2.人の知恵と神の知恵

パウロは、コリントの人たちがこの世の知恵を誇るのではなく、神の知恵に生きる者となることを願っていました。この世の知恵は罪の影響で、見た目は良くても神の前では愚かなものなのです。罪の解決がないままでは、そこから生まれる実もまた罪の実となります。パウロは、この世から来る人の知恵を誇らずに、聖霊によって与えられる神の知恵ですべての判断をする歩みへと導いています。

3.すべては神の栄光のため

パウロは、信仰者の霊的成長のためのすべてが、神さまから与えられていると語ります。指導者も、世界の出来事も、生も死も、すべては神さまが信仰者の成長のために用いられているのです。そしてそれは私たちがキリストのものであり、神さまの栄光を現す存在だからです。神さまは私たちの霊的成長のために、あらゆることを通して私たちに働き続けてくださっています。私たちはその恵みを信頼し、神さまの栄光のために歩むように招かれているのです。

20251228日 週報より