試練とは
聖書箇所 コリント人への第一の手紙10章1-13節
神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。Ⅰコリント10章13節
1.出エジプトの民
パウロは、出エジプトの民の失敗を通して、肉の思いに従う危険を示しています。神さまの導きを受けながらも、民は見える安心を求めて偶像礼拝に走り、不品行、主への試み、つぶやきを繰り返し、信仰の歩みから離れました。これらはコリント教会にも見られた問題でした。見えない神さまを信頼し、自分の思いや欲望を優先することを戒め、霊によって歩み続けるようにと勧められています。
2.試練とのがれる道の備え
霊で歩むとは、神さまの約束と導きだけを信じて歩むことです。しかしそれはこの世の激しい流れに立ち止まり、時に逆行して進むようなものです。そこには激しい摩擦が生じます。この摩擦が信仰者の試練となるのです。神さまはこの試練を私たちの信仰の成長のために備えられています。
肉の思いに従えば、偶像礼拝や欲望、神さまへの試みやつぶやきにつながります。そして自分でも気づかないうちに霊の歩みから離れてしまいます。しかし神さまは、真実なお方です。霊によって歩もうとする者を決して見捨てず、試練に耐える力とのがれる道を備えてくださいます。試練は私たちを倒すためのものではありません。私たちが神さまへの信頼を深め、霊を成長させるための神さまの備えです。真実なこのお方を信じ、つぶやかずに感謝をもって、聖霊の導きに従って歩み続ける大切さが教えられています。
2026年7月12日 週報より