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2024年12月8日日曜日

エルサレム入場

聖書箇所 マルコによる福音書111-11

そこで、弟子たちは、そのろばの子をイエスのところに引いてきて、自分たちの上着をそれに投げかけると、イエスはその上にお乗りになった。    マルコによる福音書117

1.神さまの弟子として

村から子ろばを引いてくるように言われた弟子たちは、すべてイエスさまの言われたとおりになったことを経験しました。イエスさまが、先を見通す神さまの力を見せられたのです。ここまで弟子たちは人としてのイエスさまに多くを頼ってきました。しかし、エルサレムに向かう今、神としてのイエスさまに従う弟子となるのだと教えられたのです。

2.王としてのエルサレム入場

人々はイエスさまのために上着や木の小枝で王の道を用意しました。彼らの期待は、力によってローマを追い出し、ダビデの王国を再建する王でした。しかしこの時のイエスさまは、十字架にかかり苦難を通る王として来られていました。まもなく人々は、このお方を王であり救い主だと認めるのか、それとも捨て去るのかの選択を迫られることになります。

3.平和の君として

戦争に用いられる馬とは違い、ろばは平和の象徴です。イエスさまは、ご自分のいのちを十字架に献げることで、私たちに神さまとの平和の道を用意してくださいました。平和の君であるイエスさまを受け入れる者にこの世では得られない平安が与えられます。このイエスさまを受け入れるのか、拒むのかを全ての人が問われているのです。信じた私たちは、「全て明け渡します。あなたのお心のままになさってください」とイエスさまに自分をお委ねいたしましょう。

2024128日 週報より