2026年10月11日日曜日

終末の希望

聖書箇所 コリント人への第一の手紙15章20-28節

しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。 Ⅰコリント15章20節

1.終りを見つめて

聖書が教える世の終わりを知っていても、私たちは日々の目の前のことに心を奪われてしまいがちです。しかし聖書は終わりを見つめることが、今を生きる力になると教えます。キリストを信じる者には、罪の赦しだけでなく、終わりの日の救いと勝利も約束されています。だから私たちは、神さまの約束を信じ、終わりを恐れるのではなく、そこにある希望によって今日を大切に歩めます。

2.初穂なるキリスト

キリストの復活は、キリストを信じる私たちの復活をも保証します。最初の収穫である初穂に続いて、後の収穫が続くように、初穂であるキリストの復活に続いて、信じる者も復活します。私たちの救いの確かさは、復活されたキリストにあります。信じる者は、罪赦されて神のものとされたことを確信できます。この先の世界における不安や恐れではなく、約束された希望を見ることができます。

3.キリストによる完成

この世の終わりには、キリストがすべての敵を打ち破り、最後には死さえも滅ぼされます。そこでキリストを信じる者は完全に聖められ、天の御国に迎えられます。そこには、もはや死も悲しみも苦しみもありません。信じて今を生きる私たちは、この希望によって、祈り、礼拝し、罪を避け、隣人を愛し、福音を伝えて歩むことができるのです。どんな苦しみの中でも、神さまが最後まで私たち守り、完全な者として御国に迎え入れてくださいます。

2026年10月11日 週報より

2026年10月4日日曜日

空しくならない信仰

聖書箇所 コリント人への第一の手紙15章12-19節

もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい。Ⅰコリント15章14節

1.福音の選り好み

コリント教会の人々は、自分たちの考えや当時の文化に合わせて、福音の一部を受け入れ、一部を否定していました。しかし、福音は神さまから与えられた真理です。私たちが選り好みするようなものではありません。自分に都合のよいみ言葉だけを受け入れ、厳しく感じるみ言葉を避けることはできません。自分の考えをみ言葉の上に置かずに、神さまのみ言葉をそのまま受け取りましょう。

2.受け取るか拒むか

死人の復活を否定することは、キリストの復活を否定することにつながります。福音は、一部分だけを信じるものではありません。聖書のお言葉を理解しようとすることは大切です。しかし「自分ですべてを納得するまでは信じない」という姿勢ではなく、「今は分からないけれど、神さまが語られたので信じます」とみ言葉に信頼を置くことが大切です。

3.復活のない信仰の空しさ

私たちの救いは、キリストの十字架だけで終わるものではなく、キリストの復活と、私たち自身の復活にもつながっています。もし復活がなければ、私たちの信仰も空しいものとなってしまいます。信仰の土台は、私たちの気持ち、理解や納得ではなく、死からよみがえられたキリストです。福音を自分に合わせるのではなく、自分を福音に合わせて歩んでいきましょう。

2026年10月4日 週報より

2026年9月27日日曜日

永遠の救いという恵み

聖書箇所 コリント人への第一の手紙15章1-11節

もしあなたがたが、いたずらに信じないで、わたしの宣べ伝えたとおりの言葉を固く守っておれば、この福音によって救われるのである。Ⅰコリント15章2節

1.福音をそのまま保つ

私たちが信じる福音の中心は、キリストが私たちの罪のために死なれ、葬られ、三日目によみがえられたことです。これは私たちの考えや知識によって変えてよいものではなく、また変えられるものでもありません。なので福音のみ言葉をそのままに信じ、最後まで握りしめて歩むことが大切なのです。

2.「永遠」へと続く救い

キリストによる救いは、「今日、罪が赦された」ということだけではありません。キリストの復活により、私たちの救いは「永遠」へとつなげられています。今日が苦しくても救いは失われません。今日、祈りができなくても、神さまの約束は変わりません。今、涙していても涙はすべてぬぐい去られる日が来ます。今日という日、今という時間も神さまが約束された永遠の救いの中にあるのです。

3.恵みによる今の私

パウロは、今、キリストを伝える自分があるのは、自分の立派さではなく、ただ神さまの恵みによると言います。恵みとは、受ける資格のない者に神さまが与えてくださる贈り物です。私たちは、自分の力で救いを得たのではありません。イエス・キリストが私たちのために死なれ、よみがえられたという福音を信じ、神さまの恵みによって今を生かされているのです。今日、今、ここにいることそのものが恵みであることを覚えて歩んでまいりましょう。

2026年9月27日 週報より